天国をつくるのか 地獄をつくるのか

預金封鎖とか ハイパーインフレとか
ひとを 不安に させる はなしが あふれてるけど
なにかが おこらなくちゃ ならないのは
今となっては 確かなんだろうと 思うしかないよな

預金とか 株とかが
消えてなくなってしまうのは 避けられない
という ことに なる

たとえ ゴールドや ダイヤモンドなどに
しておいても そんな ものを 隠し持っているのは
非国民だ なんて ことに なって
売ろうとしても どこにも 買い手が いない
なんて ことに なるのは 目に見えてる

預金封鎖みたいな ことを やるいじょう
とうぜん ゴールドなどに たいする 徹底的な
管理は あるはずだよ

土地や建物を もってれば
資産税みたいな もので ひどいめに あう

ということは ほんの わずかな 数えるほどの
人間を のぞいて
だれもが みな 裸に される という わけだ

そんな ことも 考えて おく 必要が
でてきた みたいだな

みなが はだかに なって 助けあうか
あるいは はだか どうしが たがいに 奪い合うか
助け合えば 天国
奪い合えば 地獄
という ことに なるんだよな

助け合えば ほんとうに 天国が 実現しそうだ
今までは 実現できなかった
ほんとうの 天国を 手にできるんじゃないかな

日本人の おおくは たぶん 天国行きだよ
そんな ひとたちが そろってる

こう 思えるのが ほんとに ありがたいよな

だから 日本人は ねらわれてるんだ
近ごろの教育は どうだ
日本人の 天国を 実現させる こころを
なんとしても めちゃくちゃに しようと
ねらいを さだめて 教育など すべてが
おこなわれて きているんだ

でも まだまだ 大丈夫だ
ここまで いろいろと 見えてくれば
日本人の こころが よみがえってくる
日本人の ひとり ひとりの なかの
ほんらいの こころが
まだまだ 生き残っていて よみがって くる

だからこそ 実際に 預金封鎖などを 
する まえに
そんな ことは いつでも できるんるんだけど
実際に そうする まえに
たっぷりと 不安を あおって おいて
ひとり ひとりを ばらばらに して
日本人の ほんらいの こころが よみがえるのを
じゃま しようと しているんだ

かれらが 欲しいのは 地獄なんだよ
ばらばらに なった 人間が たがいに
奪い合う地獄を かれらは のぞんでるんだ

かれらは 地獄の住民 なんだよ
だから 地球を 地獄に しようと してる
そして 日本人本来の こころを
目のかたきに している

世界中の ひとが
日本人も ふくめて はだかに される
というのは かなり たしかなんじゃ ないかな
その 時期が きてるんだよ

問題は その あと
ひとびとは 天国を つくるのか
地獄を つくるのか という ことなんだ
じっさいに 動くのは ひとり ひとりの
人間なんだ
かれらは 陰から 影響を及ぼしてるだけ

日本人の こころを よみがえらせるか
日本人の こころを だめにするか
その 競争が いま おこなわれているんだよ
その 大詰めに 近づいてるんじゃ ないかなあ

よみがえらせる ちからが いま どんどん
わき上がって きてるんじゃ ないかな
そんな 動きが あちこちに 見えてきてる

それを たのしみに おれも がんばろう なんて
思っちゃうよな

これも ゲームの 一種なんだ
手に あせを にぎる おもしろい ゲームなんだ
日本人は この ゲームの かんじん かなめの
ところに いるんだよな
まさに 主役だよ

おもしろいぞ
だれもが それぞれの 持ち場で
この ゲームに 参加してるんだ

あとあとの 語りぐさに するため
このさい 思い切って のびのびと
思う存分 動いたら いいんだ

そんな とき なんだよな いまは

――――― ―――――

(方向案内の看板持って 道ばたに 立ってたいなあ)

ずいぶん むかしの 歌で
天国よいとこ いちどは おいで
酒は うまいし ねえちゃんは きれいだ
なんてのが あったけど

そんな 歌を もごもごと くちづさみながら
天国行きは こちらの 方向です
と 書いた 道路標識の 看板を 持って
人通りの ある ところに 立っていたい
なんて 気がしたり するんだよな

もちろん 天国行きの 道は
ひと それぞれに べつ なんだ

だけど いままで 歩きなれてきた 道は
けっして 天国には 通じていない
というのは だれにとっても たしかなんだよな
そういう 世界 なんだよ いまの 世界は

看板 持って 立ってる なんて ことより
自分の 天国に さっさと 行けば
いいんじゃ ないか なんて 気も するんだけどね

そこで ふと 思ったんだけど
看板 持って 立ってる というのが
じつは おれの 天国 なのかも しれない

通りすぎる ひとたちの こころの なかに ある
なにかと ひびきあう 瞬間を
感じるのが おれの のぞみなのかも しれない
なんて ね

いろんな ひびきあいかたが あるんだと 思うけど
それらを 感じ取るのが おもしろいんだよな

まあ とにかく ゆったり のんびり しながら
看板 持って 立ってたい というのが
いまの おれの のぞんでる こと みたいだ

そして ひらがな にほんご なんだけど
そんな 看板を 書くには
ひらがな にほんごで なくちゃなあ
なんて 気持ちは ゆるぎないよなあ

なにか ことば ぜんたいに ひびきが 出てきて
その ひびきが ひとと ひととを つなげてくれる
みたいな 感じが あるんだよ

そんな ひびきが 出てきたときは うれしいよなあ
看板 持って 立ってたい というのは
その ことばの ひびきを つたえたい
という 気持ちが だいぶ 含まれてるんだろうな

天国行きの ことばの ひびき
地獄行きの ことばの ひびき
なんて いうのが ひょっとすると
あるのかも しれないぞ

そんな ことばの ひびきを もった 看板を
もって 道ばたに 立ってる
そんな すがたを イメージ すると
これは ほんとうに おれの 天国 かもしれない
なんて 思っちゃうよな

通りすぎる ひとたちと
この ことばの ひびきを とおして
一瞬の つながりを 作って ひびきあいたい
というのが やっぱり おれの のぞみ なんだ

それには どうしたって ひらがな にほんごだよ
天国に つうじる ことばの ひびき
という 感じが しちゃうんだ

というわけで
ひらがな にほんごで 遊びながら
天国よいとこ いちどは おいで
酒は うまいし ねえちゃんは きれいだ
なんて むかしの 歌を もごもご くちの なかで
うたいながら
そして 酒の うまさ ねえちゃんの きれいさは
地獄と 天国で どんな ふうに ちがうのか
なんてことに 思いを めぐらしながら
天国行きは こちらの 方向です という
看板 持って 道ばたに たってる

つまりは これを にこにこ にこざえもんの
まいにちの すがたに しよう
ということに なる わけなんだ

いっそのこと おれの 商売の ポンせんの
いちまい いちまいを この 看板に しちゃおう
なんて 思えれば じょうでき なんだけどね

ポンせんを やくときは いつも
その ときどきに 気にいった ことばを
もごもごと となえては いるんだけど
看板 持って 道ばたに 立ってる という
イメージのほうが おもしろそうだよなあ
やっぱり 商売とは べつに しなくちゃ
いけないか
ポンせんには また ちがった
やりかたが あるはずだしな
それを 見つければ いまよりも もっと おもしろく
ポンやきが できるんだ

なんて ことを さけかすを 食いたいだけ 食って
いい気分に なって 考えてるんだよな
いまの おれは

まあ しあわせ なんだろう
よかった よかった

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ひらがな にほんごで
ものを かんがえ かくのは
おもしろいなあ
ひとあじ ちがった かんがえかたが
できそうで やめられないよな
… ぽんせんどう しゅじん
…  にこにこ にこざえもん

(この記事の原文は、ひらがなにほんごです)
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